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私とその友人は同級生。

気づけば30代の扉を叩く年齢になり、真剣に結婚を考えなければいけなくなってくる年になりました。
 
その友人は、現在交際している男性がいます。
24歳の、バンドマン。
 
まだメジャーデビューなどが決まっているわけでもなく、まさに駆け出しといったところでしょうか。
でも付き合って、もうすぐ1年半になります。
 
20代も終わりに差し掛かっている年齢ということもあってか、幾人かの友達は、その子が若いバンドマンと交際していることを、あまり良くないと思っている(というより心配してる?)様子。
 
先日も私とバンドマンと交際している友達、もう一人共通の友達と3人でご飯を食べてる時に、
 
「○○はさ、もうそろそろ落ち着いてちゃんと仕事している人と付き合った方がいいよ」
 
とアドバイスにも近い会話が出てきたのでした。
 
しかし、その言葉に対して、バンドマンと付き合っている女性が反論。
その返答が、なんとも妙にしっくりと来てしまったのです。

「○○はさ、もうそろそろ落ち着いてちゃんと仕事している人と付き合った方がいいよ」

という友達のアドバイスに対して、バンドマンと付き合ってる女性は友達に反論したのでした。
 
「確かにちゃんと収入とか安定している人も魅力的だけどさ」
「真剣に夢を追いかけることって、とても勇気のいることだし」
「仮に夢に敗れたとしても、その経験を本気で何年間もしている人って、多分何にでも頑張れる人だから」
「早々に夢とか見るのを諦めて嫌々働いている人より、何倍も魅力的」

 
こんな返答を、とても真剣な表情で語っていたのです。
 

この言葉に、なんとも衝撃を受けてしまった私。
確かにいい大人が、ちゃんと収入も安定していない人と付き合うというのも良くない、という人の意見も理解はできます。
でも、世の中の人を見てみると、本当に嫌々仕事をしている人って、とても多くて。
もちろん世の中の風潮的にも、大人になっても安定の職に就かずに夢を追いかけるという行動に対してあまり寛容的じゃなくて。
夢を追いかけるという行動自体が、すごく貴重というか、勇気のいる行動のように思ってしまったのです。
 
実際に、私も学生の時はダンスをやっていて、本気でダンス留学に行くことも考えていました。
しかし普通の友達や家族はもちろん、ダンスをやっていた仲間も、就職活動時期になると当たり前の様に「これからはダンスは趣味。就職就職」と就活に意識が向きます。
 
私もそれで結局就職をしましたが、その時はダンサーとしてプロになるなんて言葉を言えなかったし、言ったものなら「いや、ちゃんと働いた方がいいよ」と言われるような気さえ、今でもしてしまいます。
 

そんな体験をしたからか、彼女の言葉に妙にしっくりと来てしまったのです。
 
賛否はあるかもしれませんが、大人になっても夢を追いかけることって、とても勇気のいること。
少しばかりそうした考え方に寛容な人が増えたら、もっと夢に向かってチャレンジする人が増えるのではないかな、と思った出来事でした。